
こんにちは。やざき結婚相談所、現役仲人ゴル子です。本日は「婚姻届け」の書き方についてのお話です。実は先日、元会員様から「婚姻届け」の証人のご依頼がありました。今年は証人のご依頼は2人目です。仲人冥利につきます。本当に嬉しいです。
いよいよ結婚、婚姻届けの提出。でも婚姻届けは当事者同士が記入して提出終了とはいきません。婚姻届を提出するためには、ふたりの結婚を認める「証人」や必要書類が必要です。
本日は仲人ゴル子が、婚姻届けについて詳しくガイドしていきたいと思います。これから婚姻届けを出す方の少しでもお役に立てば幸いです。
これで失敗無し!婚姻届の準備と書き方について
彼からのプロポーズ。いよいよ夫婦になる時がきました。
夫婦となるために大切な婚姻届の提出。 記入を間違えると受理されず、「結婚記念日は絶対この日にするんだ」「大安吉日でないとだめ」などの希望日に受理してもらえなかった!なんていうことも。
安心&スムーズに提出できるように、もらい方や書き方、提出時の必要書類を確認しておきましょう。 それでは詳しく説明していきます。
1)婚姻届はどこでもらえる?
①役所
市長区村の役所の、戸籍を取り扱っている窓口で申し出て受け取る。役所代理の人にお願いしてもOKです。
②婚姻届けをPCでダウンロード
パソコンでダウンロードできます。
「ご当地婚姻届」や「キャラクター婚姻届」など、婚姻届けをダインロードできるサイトが多くあるので、好みのデザインのものをダウンロードし、白いA3用紙にプリントアウトして使ってください。
③婚姻届けを本の付録で入手する
なんと、お馴染みゼクシィなどの
結婚情報誌などに付録として婚姻届けがついていることがあるようです。限定のデザインもあるようなので、好みのものがあればとっておいてもいいかもしれません。
2)婚姻届け提出に必要な書類
婚姻届けに必要な必要書類は
①婚姻届
全国必要事項は共通なのでどこで頂いても大丈夫です。以外に 書き損じなど失敗することがありますので備えで、1枚ではなく少し多めに準備するといいと思います。
②印鑑
婚姻する2人(旧姓)と、証人それぞれの印鑑が必要です。印鑑は、ゴム印やスタンプ印は駄目です。気を付けて下さい。
③本人確認書類
パスポート、運転免許証、マイナンバーカードなどを準備してください。
④ふたりの戸籍謄本
本籍地の役所に提出する場合は不要です。
3)婚姻届の書き方
①書く物
黒のボールペンや万年筆を使ってください。消えるペンや鉛筆は使用不可です。注意してください。
②日付
婚姻届を提出する日付を記入してください。記入日ではありませんのでおきをつけください。休日や夜間に提出した場合でも、書類に不備がなければこの日付が婚姻成立日になります。
③生年月日と氏名
以外に記入漏れをする人がいます。氏名の下に書く欄がありますので忘れず記入してください。それから氏名、婚姻前の氏名を楷書で記入です。
④住所
転入届と一緒に出す場合は新住所、新世帯主を書く場合が多いですが、自治体によって対応が違うようです。提出する場所で事前に確認を取っておくといいでしょう。
⑤本籍
筆頭者は戸籍の最初に書かれている人の名前を記入してください。
⑥父母の氏名・父母との続き柄
亡くなっている場合でも記入は必要です。離婚している場合は父母ともに「氏」と「名」を書いてください。
長男長女は「長」、二男二女は「二」、三男三女以降はそれぞれ漢数字で記入してください。
⑦婚姻後の夫婦の氏・新しい本籍
選んだ氏の方が戸籍の筆頭者となります。その氏をふたりが名乗る。
新本籍は新居の住所など、ふたりで相談して記入してください。ただし、選んだ氏の方がすでに戸籍の筆頭者の場合は記入はしなくて大丈夫です。
⑧同居を始めたとき・初婚・再婚の別
提出時に同居も結婚式もしていない場合は空欄。その下の「その他」の欄に「同居も結婚式もしていない」と記入してください。
すでに同居している場合は、その開始の年月を書いてください。
⑨同居を始める前の夫妻のそれぞれの世帯のおもな仕事と夫妻の職業
1人暮らしだった場合は自分の職業、親と同居していた人は世帯主の職業を選択肢から選んでください。 夫妻の職業の欄は国勢調査が行われる年度に婚姻届を提出する場合のみ記入してください。
➉届出人
2人の氏名を記入。印鑑は実印でなくても良いが、スタンプ印やゴム印は使用できないです。
⑪証人
証人は氏名、住所、生年月日のほか、本籍の記入も必要ですので、頼む場合はその旨を伝えておくといいです。
⑫連絡先
記入内容に不備があった場合に、役所から連絡が来るので確実に連絡が取れる電話番号を記入しておいてください。
4)証人欄記載に不便があった場合はどうする?代筆はOK?
①証人欄の記載に不備があった場合
実は今年1人目の証人になったとき、仲人ゴル子が間違って記入してしまい大慌てしました!
この間違ってしまったという場合は、書いた本人(証人)が間違えた箇所に二重線を引いたあと、証人の印鑑(訂正印)を押して、欄外などに正しく記載すれば大丈夫です。
結婚するふたりのどちらかが、証人欄の記載を勝手に訂正するのはNGですので、訂正は必ず証人の方にお願いしてください。
②証人が遠方なので代筆しても大丈夫?
婚姻届への記入は、夫婦となる二人も証人も、必ず自筆で記入しなければなりません。
代筆はNGです。そのため、遠方に住んでいる親や親戚、恩師などにどうしても証人を頼みたい場合は、婚姻届を郵送して証人となる人に記入してもらいましょう。その際、記入が必要な箇所を付箋などで明確にしておくことはもちろん、記入例・記入見本も同封しておくと安心です。
また、①のような書き間違いがあった時の対処方法も事前にきちんと伝えておきましょう。
5)いよいよ提出!提出の注意事項
①提出はだれが するのか?
基本的にはふたり揃ってがやはり理想ですよね。でも都合が悪い場合は、どちらか1人もしくは代理人でもOKです。また、遠方の場合は郵送による提出でもOKです。
②いつ
婚姻届は24時間、土・日曜、祝日も受け付けてもらえる(一部の出張所を除く)、休日や夜間は宿直に預かってもらえます。ただし、この場合は間違いがあると、後日訂正に行かねばならず、受理日もずれてしまうので注意が必要です。
因みに仲人ゴル子は希望日が休日だったため、宿直の方に預かっていただきました。
③どこで
結婚前の本籍地(ふたりのうちどちらでもOK)、新本籍地、所在地いずれかの役所に提出する。
まとめ
いかがでしたか?
ふたりの大切な婚姻届、証人をお願いしてせっかく快く受けてもらったのに、何度も書き直しが発生し慌てさせてしまったり、婚姻届けの書き間違えで希望日に受理していただけないなどなど、婚姻届けでのトラブルは以外に多いです。
事前に記入内容を確認し、細かく丁寧に余裕をもって準備をすすめましょう。
これからご結婚を考えている、証人になったけど私も結婚してみたくなった!など婚活にご興味があるかたは、この記事を書いた仲人ゴル子がいますやざき結婚相談所へ是非一度ご相談下さいませ!